何となくイメージがまとまらない街でした【駅ぶら01】小田急線40

千歳船橋駅を出ると、高架線は少し下って行きます。遠くにスカイツリーが見えていたので、ちょっとビックリ。だってずいぶん遠くにあるのですよ。筆者はJR総武線の錦糸町駅から歩いて近くまで行ったコトがありますが、押上駅の近辺はなかなかディープな街でスカイツリー自体には登らず近所で古い定食屋さんを発見して食事してきました。

高架線自体の高さって、たぶん一定だと思いますが、感覚的には低くなっている印象を受けました。

渡り線が複数あって何やら経堂駅は複雑そうです。長い期間、度々小田原線には乗っていますが、真面目に前面展望を見るのは初めてなのです。

うひゃ~、ホームがいっぱいあります。中央にはホームに接しない急行線があります。

島式ホーム2面5線という構造の様です。上りホームの緩行線は一番左(北)側の4番線に入ります。

ここからは、新宿駅まで前面展望を撮影した後、新宿から各駅で降りて駅を撮影しながら下ってきた写真。下りホームから新宿方面です。例の上下線の境界に並べられているモノが設置されているので中央の急行線は上り線だと分かります。

こちらは小田原方面。

駅名標。1927年(昭和2年)小田原線開通時に開業。複々線化にともなって2000年(平成12年)高架化されました。1950年(昭和25年)に経堂検車区が発足しました。1994年(平成6年)複々線化で廃止され新設された喜多見検車区に役割が移りました。現在も経堂駅の新宿側に留置線が残されているのは検車区の名残です。

地上階の改札口は一ヵ所。新宿側にあります。フロアが広いのは朝夕の利用者が多いからです。小田急線全70駅の中では15位。1日の平均乗車人員は8万人を越えています。(小田急電鉄調べ)

改札口を外から。

改札口前も余裕のある空間になっています。箱根そばが見えます。タクシー乗り場の設けられた引き込み道路のロータリーに面しています。

北側の駅出入口。左にタクシーロータリーがあります。

北口にはバスロータリーがあります。小田原側には成城学園前駅にもあったショッピングモール経堂コルティがあります。元は経堂ジョイフルをリニューアルしたものだそうです。何だかガラス張りの屋根がスゴイです。レストランフロアには、流石にシェ松尾はなくて、もう少しカジュアルな大戸屋やとんかつ和幸などが入店しています。

南口。ご覧の駅前広場があります。最近のマクドナルドの意匠というのは赤くないのですね。背中側には店舗がたくさんあって、なかなかディープな雰囲気でした。ゆっくり探検するのも楽しそう。今回は時間がなくて諦めました。駅が開業してから90年以上経っていますから、ソレなりに熟成された街が広がっていそうです。

印象としては、新しく開発された部分と古くからの街が渾然一体となって、良い意味でとりとめのないイメージの街でした。住んだら楽しいかもしれませんね。

【駅ぶら01】小田急線41 に続きます。

追記:超大ボケ、激マヌケなコトにタイトルを昨日まで 【駅ぶら01】小田急江ノ島線 のまま小田原線を出発進行してしまいました。過去は修正できないのが人生なので、潔く諦めて、明日から 【駅ぶら01】小田急線 で進行いたします。全くアホな間違いすみませんでした。深くお詫びいたします。つか、マジで大バカ者でお恥ずかしいです。爺ですが出直します。

(写真・記事/住田至朗)

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