【おきなわワーホリ】移住を実現!元公務員が道の駅でマルチに活躍 小山内大輔さんin国頭村【参加者インタビュー】

名前:小山内大輔(おさない・だいすけ)さん
生年月日:1987-10-12
職業:地方公務員
出身地:神奈川県
居住地:東京都

勤務先:道の駅 ゆいゆい国頭(国頭村)
滞在期間:3月7日から3月29日まで(23日間)

趣味:SUP

__【ふるさとワーホリとは】
都市に暮らす人々が一定期間その地域に滞在し、働きながら地元の人々と交流する総務省のプログラムです。
https://okinawa-iju-wh.jp/__

-沖縄でのふるさとワーホリに参加した理由を教えて下さい
「将来は地方に住んで、マリンアクティビティに従事したいからです。水辺が好きなんですよね。癒されて。生活するにも仕事をするにも、自分に合った環境を、と考えるうちに、地方移住に興味を持ちました」

-ふるさとワーホリを知ったきっかけは何だったんですか?
「Facebookを眺めていたら広告がタイムラインに流れてきました。沖縄に住めて給与も出て、好きなSUPもできるとのことで『これ、おいしくね?』と思いました」

-国頭村ではどのように新生活を進めていきたいですか?
「移住を視野に入れています。HPを制作・運営できるので、そのスキルを活かしたWeb制作や、観光関係の仕事など複数の仕事をマルチにこなしていきたいです」

■どんなお仕事をしましたか?→道の駅で何でも屋さん

小山内さんは「道の駅 ゆいゆい国頭」のスタッフとしてふるさとワーホリに参加しました。この道の駅は地元の方のみならず、県内外からの観光客が休憩したり食事をしたりお土産を買ったりと重宝する、人気の道の駅です。
国頭村は、沖縄の人口密集地から車で2時間前後かかるので、多くの県民からしても「観光地」的な要素を感じる場所です。

台湾からのお客さんに中国語で対応していました。
小山内さんは 道の駅「ゆいゆい国頭」で そのマルチな能力を発揮。

ゆいゆい国頭をPRしたり、取り扱っている特産品をネットショップで販売したりする際に、ウェブツールを駆使して「どこのどういった層が施設のWEBサイトを閲覧しているか」を解析し、その潜在顧客に合ったウェブサイトに作り変えています。

公式サイトやネットショップ、SNSに中年層からのアクセスが多いことから、
「facebookページでは目立つ写真よりも、働く人の雰囲気が分かる投稿を心がけています」
「ネットショップでは目を引く一文よりも、細かく説明をしてあげた方が効果的です」
と、ゆいゆい国頭平成末期のIT革命に尽力しました。

■最終日は地域の人と共同で大仕事

ゆいゆい国頭には、長くここにあって古くなったヤンバルクイナのオブジェがあります。ふるさとワーホリの最終日に小山内さんがてがけたのは、このヤンバルクイナの「再生事業」です。

地域の人々にSNSで呼びかけると、老若男女たくさんの人が協力してくれました。

時間との闘いの中で怒涛の塗り直し。作業を終えて一段落付いた小山内さんが、一人でまたクイナを訪れ、ゆっくりと眺めている時でした。
車に乗った見知らぬおじさんが、声をかけてくれました。
「ジョートーだね(素晴らしいね)。あんた、また来てくれよな」

小山内さんの頑張りを、おじさんはずっと見てくれていました。

■ふるさとワーホリを経て、移住。

ふるさとワーホリを振り返って、小山内さんはこんなことを思っています。
「人々に直接『ありがとう』と言ってもらえる仕事の喜びを初めて味わいました。自分がやったことに対して感謝してもらえることに、こちらもとにかく感謝の気持ちでいっぱいです」

この日、給与をもらいました。関東で公務員をしていた時よりは少ないかもしれません。でも、この時交わした平良支配人とのハグに「金額以上の重みや熱い気持ちを感じた」といいます。
小山内さんはワーホリを経て、6月1日から国頭村の「地域おこし協力隊」として、ゆいゆい国頭での活動を継続中です。
活動の様子はこちらから オサナイ!駆けるよ!喋るよ!

都市に暮らす人々が一定期間その地域に滞在し、働きながら地元の人々と交流する「ふるさとワーキングホリデー」
「旅行以上移住未満」の日々を通して、あなたももう一つふるさと、増やしてみませんか?
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このシリーズでは、全国各地から沖縄県に集まった「ふるさとワーホリ」の参加者を通して、それぞれのプチ移住を追体験します。
■沖縄県ふるさとワーキングホリデー
https://okinawa-iju-wh.jp/
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