地域づくり団体「火の国未来づくりネットワーク人吉球磨地域ブロック」は1日、あさぎり町深田南の向町河川公園で、地域住民が防災について考えるイベントを開いた。
住民ら約80人が参加した。約500メートル離れた「せきれい館」から公園まで集団で移動する避難訓練からスタート。公園では、キッチンカーによるカレーライス作りや竹を使った食器作りを体験した。熊本地震の被災者による講話などもあった。
同団体の遠山好勝代表(59)は「座学だけではなく、家族連れでさまざまな体験を楽しみながら、災害に対応する力を高められたのではないか」と話していた。(園田琢磨)
熊本日日新聞 2019年12月6日掲載