技術革新や人材育成へ連携拡大 ブルボンと新潟大が協定

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協定を結んだブルボンの吉田康社長(右)と新潟大の高橋姿学長=9日、新潟市中央区

 菓子メーカーのブルボン(新潟県柏崎市)と新潟大は9日、産学連携推進協定を締結した。これまで共同研究を進めてきた医学、健康分野に加え、革新技術の導入につながる工学系や人材育成など連携分野を広げて深める。

 協定内容は、食品産業や健康事業に関する研究のほか、生産から販売、物流まで一連の事業の革新につながる技術開発など。留学生らを対象に、地域活性化や国際交流につながる人材育成も図る。

 新潟大は2014年、大学院医歯学総合研究科にブルボンによる寄付講座を設置して以来、老化メカニズムの解明やスポーツ栄養食品の機能性評価などの共同研究を進めてきた。ブルボンが産学連携協定を結ぶのは、新潟薬科大に続き2件目。新潟大にとっては金融機関を除く民間企業で5件目となる。

 この日は新潟市中央区のホテルで締結式が開かれた。ブルボンの吉田康社長は「次世代の自販機など新しい技術を活用した取り組みが必要になる。さまざまな活動を一緒に進めたい」とし、工学系などとの連携にも期待。新潟大の高橋姿学長は「大学の知的財産を生かす。他の企業との連携も手伝いたい」と述べた。