大阪府、河内長野市ら共同 12月9日にグリスロ「クルクル」のAIを活用したオンデマンド運行実証スタート

大阪府は、河内長野市と共同で「咲っく南花台プロジェクト」の一環として、河内長野市南花台地区における未来技術を活用したモビリティサービスの社会実装に向けた取組みを、国、大学、民間事業者、地域住民等と一体となって進めており、12月9日から、グリーンスローモビリティである南花台モビリティ「クルクル」のAIを活用したオンデマンド運行の実証をスタートした。

本実証は、環境省が実施する「IoT技術等を活用したグリーンスローモビリティの効果的導入実証事業」の採択を受け、大阪府と河内長野市、河内長野市社会福祉協議会、南花台自治協議会、関西大学、株式会社コノミヤ、株式会社NTTドコモ、関西電力株式会社が連携し、実施するもの。地域住民主体の運営体制を構築し、南花台モビリティ「クルクル」の運転や予約受付等を地域住民が自ら行うことにより、持続可能な取組みを目指す。

【実証概要】

車両名称:

南花台モビリティ 「クルクル」

コンセプト:

「のりあい」から、「ふれあい」へ。

使用車両:

ヤマハ製7人乗り電動ゴルフカート(グリーンスローモビリティ)2台

運行システム:

NTTドコモ「AI運行バス」(オンデマンド運行システム)

運行期間:

令和元年12月9日から令和2年3月31日(当面は週2日から3日の運行)

乗降ポイント:

南花台地区内の電柱342箇所

運行拠点:

コノミヤ南花台店

その他:

利用には運行システムへの事前登録が必要

利用者向けスマートフォンアプリの画面(一部) 左から:トップ画面(3つの予約方法を用意)・「Myルート」画面(頻繁に使うルートを登録)・予約確認画面(おおよその到着時刻を表示)

© 株式会社自動車新聞社