アステラス製薬の視察団、ボアオ楽城国際医療旅遊先行区を訪問

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アステラス製薬の視察団、ボアオ楽城国際医療旅遊先行区を訪問

 9日、ボアオ楽城国際医療旅遊先行区を視察に訪れたアステラス製薬の浜口洋アジア・オセアニア事業本部事業企画部長(左から3人目)と各部門の主要責任者。(海口=新華社記者/厳鈺景)

 【新華社海口12月10日】日本の製薬大手、アステラス製薬グループの浜口洋アジア・オセアニア事業本部事業企画部長と同社各部門主要責任者十数人からなる視察団は9日、中国海南省のボアオ楽城国際医療旅遊(医療ツーリズム)先行区を訪問し、先行区管理局の顧剛(こ・ごう)局長らと座談会を開いた。浜口氏は先行区の高度に開放された医薬品・医療機器の参入許可政策を高く評価するとともに、今後の協力と互恵関係に強い期待を示した。

  顧氏は、浜口氏らに現在の政策実施状況や医療機関の運営状況などを紹介。先行区が同省で建設が進む自由貿易港の重要産業エリアであり、政府も医療分野における特別政策を設けていると説明し、医療機器と医薬品、技術の国際レベル実現を急ぐ考えを示した。また、アステラスと薬品選択での協力を強化するとともに、医療イノベーション分野での技術的な突破を共に目指したい考えを示した。

  浜口氏は、先行区管理局との協力を深め、最先端の医薬品や中国の患者が最も必要とする医薬品の導入を加速したい考えを示し、製品開発とインキュベーションを加速させることで、先行区が世界の先進医薬品・医療機器の中国市場進出と承認新薬の市場販売の窓口となるよう共に取り組んでいきたいと述べた。

  先行区にはアステラスのほかにもドイツのビー・ブラウンや米国のメルクなど国際的な医薬品・医療機器メーカーが複数回訪れている。また、米製薬大手のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)やメドトロニック、スイス製薬大手のエフ・ホフマン・ラ・ロシュなどとは既に提携契約を結んでおり、一部の製品は使用が開始されている。同先行区は現在、新薬を中国に導入する「特別通路」となっている。(記者/厳鈺景)