イルミネーションと花火で彩る冬の平戸 「光のフェスタ」開幕

イルミネーションがともされ、約300発の花火も打ち上げられた「光のフェスタ2019」=平戸市、県立田平公園

 長崎県平戸市田平町の県立田平公園を約15万球のイルミネーションで彩る冬の風物詩「光のフェスタ2019」が開幕。会場に並んだオブジェの数々が来場者の目を楽しませている。来年1月13日までの期間中、約2万人の来場者を見込む。

 帰省客に古里の魅力と活気を再認識してもらおうと、フェスタ実行委が毎年開き13回目。会場で撮影した写真を共有アプリ「インスタグラム」に投稿すると町内の店舗で使える商品券が当たる企画などもある。

 園内には、田平天主堂や平戸大橋をかたどったオブジェ、白や黄色にデコレーションした滑り台も並ぶ。初日の7日は地元や松浦、佐世保市のよさこいチームによる演舞も披露され、来場者のカウントダウンとともに打ち上げられた約300発の花火が夜空を彩った。

 実行委の重富厚司会長(47)は「これだけ盛り上がるのは地域の支えがあってこそ」と話した。期間中は午後5時から9時まで点灯する。

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