未消化有休の無念「供養」 体験談に僧侶が読経

「わが子の誕生日会が7カ月遅れた」「毎年9割使えず定年を迎えた」―。消化できず悔しい思いをした有給休暇にまつわる体験をしたためた灯籠を並べ、僧侶が読経してその無念を“供養"するイベントが10日、大阪市内で開かれた。今春から年5日の有休(年休)取得が義務化されたことなどを受け、意識向上を図るのが狙い。

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