桜川市、コミバス10路線運行 来春から実証実験

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桜川市は2020年4月から、高齢者の買い物や通院などの日常生活支援を想定したコミュニティーバス「市内巡回ワゴン」の実証実験を開始する。市内10路線で10人乗りワゴン車3台を運行する予定。期間は3年間。国交省に路線開設が申請され、現在審査中という。10日の市議会定例会で、飯島洋省議員=無所属=の一般質問に、柴保之市長公室長が答えた。

各路線は平日のみの週2回、1日4往復程度を運行。岩瀬地区内6路線、大和地区-岩瀬地区間1路線。大和地区-真壁地区間1路線。真壁地区内2路線の計10路線。市は、予備車1台を含むワゴン車計4台を約1900万円で購入する。ワイズツーリスト(同市上野原地新田)に運行委託する。

市地域公共交通会議(会長・猪瀬幸己副市長)が10月、運行内容計画を承認した。愛称は市内小中学生から募集し、20年1月に発表される。車両デザインは、市バス「ヤマザクラGO」をモチーフとする。2月下旬、各バス停の標識を設置。標識の土台は地元産御影石を使用する。車両は3月初めに納車され、同月内にテスト走行を開始する。

市企画課は「高齢者の交通事故が増え、運転免許の返納も進んでいる。高齢者の日常生活の足を確保する狙いがある」と話している。問い合わせは同市企画課(電)0296(58)5111。(冨岡良一)