入善町新庁舎 中央公園周辺で検討 避難場所近く、防災面から浮上

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1971年に建設された町役場庁舎=入善町入膳

 入善町が新たな町庁舎の整備予定地を、現在地から約1キロ離れた町中央公園周辺で検討していることが、関係者への取材で分かった。災害時に避難場所となる町総合体育館や町健康交流プラザ・サンウェルと近く、防災機能の強化を図れることが理由とみられる。(朝日・入善支局長 高野由邦)

 現在の庁舎は1971年に建設された。耐震基準を満たしていないことから、町は約10年前から新築するか、耐震化するか検討。18年12月に新築することを決めた。

 今年8月に有識者や各種団体の代表者で構成する新庁舎基本構想策定委員会がスタートした。庁舎の規模や機能とともに、建設地に関しても協議を進め、候補地を現庁舎敷地と町中央公園周辺の2案に絞り込んでいた。

 10月には町内全10地区で開いた「まちづくり懇談会」で、2案に関して立地環境や他の施設との連携などを説明し、住民から意見を聞いた。関係者によると、町中央公園周辺での整備を望む声が多かったという。

 町は財源として、整備に活用できる地方債「緊急防災・減災事業費」の活用を視野に入れる。ただこの地方債は2020年度までに完了する事業に限られており、国に制度の期限延長を要望している。

 笹島春人町長は「11日の町議会本会議で建設場所を示したい」とした。

周辺部が町庁舎の建設候補地となる中央公園