西九州道 松浦-佐々 事業費100億円増 設計変更などで県が見通し

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 長崎県は10日、国が整備を進める西九州自動車道松浦佐々道路の事業費が当初見込み額より約100億円上振れし、約907億円に膨らむ見通しであることを明らかにした。地盤の軟弱さが判明しトンネルや橋の設計を変更したことなどが理由。長崎県は事業費の3分の1を負担している。

 同道路は松浦インターチェンジ(IC)-佐々ICの全長約19キロ。完成すれば、福岡市から佐賀県唐津市、松浦市、北松佐々町、佐世保市中心部などを経て、佐賀県武雄市に通じる西九州道(全長約150キロ)の一部となる。2016年度に着工し、事業進ちょく率は12%。

 国土交通省などによると、設計変更のほか、工事で発生する土砂の処分地を松浦市から佐賀県伊万里市などに変更したことで事業費が増額したという。県の負担額も増える見込み。同日の定例県議会環境生活委員会で石本政弘副委員長(自民・県民会議)の質問に、県は「事業費が増えたとしても、早期完成をしっかり要望していく」とした。