エル・エム・エスの筆頭株主「アサヒナ」が破産

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 11月19日、東京地裁に負債総額約65億円を抱えて民事再生法の適用を申請した(株)エル・エム・エス(TSR企業コード:292272499、文京区、朝比奈幸一郎社長)の株主だった(株)アサヒナ(TSR企業コード:402323920)が12月4日、東京地裁から破産開始決定を受けた。

 破産管財人には、エル・エム・エスの監督委員である長島良成弁護士(長島良成法律事務所)が選任された。
 エル・エム・エスは理化学機器や医療機器の販売を手掛けていたが、一部取引先への過剰な支援や不適切な会計処理から経営に行き詰まり、11月19日に民事再生法の適用を申請した。エル・エム・エスの「民事再生申立書」によると、アサヒナはエル・エム・エス株式の6割以上を握る筆頭株主。
 11月25日の債権者説明会で、エル・エム・エスはアサヒナへの影響について「アサヒナの人とあって相談をしているが、回答は控える。(アサヒナの事業)実態はほとんどないが、何らかの処理はしないといけない」と説明していた。