万代のJT跡地、穴吹工務店が取得 新潟中央区「マンション軸に計画」

©株式会社新潟日報社

穴吹工務店が取得したJT新潟支店跡地=新潟市中央区

 日本たばこ産業(JT、東京)が公募入札に掛けていた旧新潟支店(新潟市中央区万代2)跡地約4600平方メートルを、マンション建設・販売の穴吹工務店(香川県高松市)が取得したことが10日、分かった。用途について同社は、新潟日報社の取材に対し「分譲マンションを中心に、新潟の中心地にふさわしい計画をつくる」とした。取得金額は明らかにしていない。

 旧支店跡地は新潟市中央区の商業集積地、万代地区の一角にあり、商業施設「ラブラ万代」とは東港線を挟んだ位置にある。JTはことし4月、法律に基づいて自治体に用地の買い取りを申し出ていたが、同市や県は応じなかった。公募入札は7月下旬から実施。11月27日付で穴吹工務店が土地を取得した。

 同市は新潟駅から万代、古町を都心軸と位置付けている。跡地について中原八一市長は「にぎわいの拠点として重要な場所。再開発に当たっては新潟のまちづくりに協力いただきたい」とした。地元の万代シテイ商店街振興組合は「現在、万代シテイもリニューアルに取り組んでいる。一緒に盛り上げてもらいたい」と開発に期待を寄せた。

 穴吹工務店は、分譲マンション「サーパス」などを全国で累計約1500棟、県内で52棟展開。2013年に「ライオンズマンション」を展開する大京(東京)の100%子会社となった。穴吹工務店の19年3月期の売上高は500億4200万円。