コヴァチッチの謎ポーズに隠された秘話 ダウン症の姪のためだった

佳境を迎えているUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ最終節。

グループHではバレンシアとチェルシーの突破が決まり、昨季大躍進のアヤックスが敗退(3位でELへ)となった。

フランク・ランパード監督が率いるチェルシーで欠かせぬ戦力となっているのが、MFマテオ・コヴァチッチだ。先日のエヴァートン戦ではこんな超絶シュートを叩き込んでいる(以下動画1分から~)。

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ボックス外からこのコースに打ち込むのは尋常じゃない…。 

そのコヴァチッチは先日のCLバレンシア戦でも得点後に鼻に手を当てるゴールセレブレーションを披露。クラブ公式HPでこのポーズに隠された秘話を明かしていた。

マリオ・コヴァチッチ(チェルシーMF)

「しばらくの間、このセレブレーションを準備していたんだ。昨季は得点がなかったからね(笑)。

本当は姪たちのためさ。ふたりの姪がいて、ひとりはダウン症候群なんだ。

彼女たちは自分と一緒にこのポーズをよくやるんだよ。

僕は彼女が大好きなので、あのセレブレーションは彼女たちのためだった。

得点してそれを家族と一緒に祝うことができるのは素敵なことさ。

彼女たちはそれをずっと待っていた。自分としてはこれを続けていくことができることを願っているよ」

愛する姪っ子たちに向けたセレブレーションだったそう。

バレンシア戦で実に2017年1月以来となる得点を決めたコヴァチッチ。久々のゴールを姪たちとともに祝えたことが嬉しかったようで、これからも得点を決めたいと意気込んでいたそう。

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