フィリーズがグレゴリアス獲得 内野補強完了でレンドンからは撤退

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複数の関係者の話によると、フィリーズはフリーエージェントの遊撃手、ディディ・グレゴリアスと1年1400万ドルで契約合意に達したようだ。5年1億1800万ドルの大型契約で加入した先発右腕のザック・ウィーラーに続く大物フリーエージェント選手の獲得により、フィリーズは内野手の補強を完了。興味を示していることが報じられていたアンソニー・レンドンとジョシュ・ドナルドソンの両三塁手の争奪戦からは撤退することが確実となった。

「デレク・ジーターの後継者」として2015年からヤンキースの正遊撃手を務めてきたグレゴリアスは現在29歳。レギュラー定着後、毎年着実に成長を遂げ、2017年に打率.287、25本塁打、87打点、OPS.796、翌2018年にも打率.268、27本塁打、86打点、OPS.829の好成績をマークしていたが、トミー・ジョン手術明けの今季は82試合の出場にとどまり、打率.238、16本塁打、61打点、OPS.718と不本意なシーズンを過ごした。

これまでの実績を考えれば複数年契約を手にしてもおかしくない選手だが、グレゴリアスは単年契約を結んで来季の活躍で自身の価値を取り戻し、1年後のフリーエージェント市場で改めて好条件の複数年契約を手にすることを望んだようだ。なお、グレゴリアスはヤンキース時代の2015~2017年に続き、再びジョー・ジラルディ監督の下でプレイすることになる。

正二塁手のセザー・ヘルナンデスと正三塁手のマイケル・フランコをノンテンダーFAとしたフィリーズだが、グレゴリアスの加入によって内野手の補強は完了したと見られる。一塁には引き続きリーズ・ホスキンスが入り、新加入のグレゴリアスが遊撃に。これに伴って正遊撃手のジーン・セグーラは二塁か三塁にポジションを移すことになり、セグーラが守らないほうのポジションにスコット・キンガリーが入る。今後は残りの予算で投手の補強を進めることになりそうだ。