丸太がサンタクロースに 八代農高泉分校生徒ら、チェーンソーアートを体験

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田中章さん(後方)の指導で、小型のチェーンソーを使い、丸太に自分の名前を刻む生徒=八代市

 丸太から彫刻作品を削り出す「チェーンソーアート」の体験授業が4日、八代市泉町の八代農高泉分校であり、林業などを学ぶグリーンライフ科の3年生5人が挑んだ。

 

田中章さんが生徒たちの前で制作したサンタクロースの立像=八代市

 チェーンソーアートは間伐材を有効活用でき、森林保護にもつながるとされている。森に対する生徒の関心を高めようと、同校が毎年1回、熊本市北区の作家田中章さん(47)を講師に招いている。

 田中さんは大中小の3本のチェーンソーで制作を実演。長さ約1メートル、直径約30センチの丸太からサンタクロースの立像を切り出した。生徒も、先のとがった小型のチェーンソーを交代で持ち、丸太に名前を刻んだり、目や口を彫り込んだりした。

 後藤龍翔[りゅうと]さんは「丸太から少しずつ姿が変わっていく様子が面白い。チェーンソーは授業でも使うが、思った通りの形に彫るのが難しかった」と話した。(益田大也)

熊本日日新聞 2019年12月5日掲載