“健康旅行”に若い発想を 明治大生ら市の「ヘルスツーリズム」に提言

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佐藤郁専任講師(左から2人目)の助言を受けながら、八代のヘルスツーリズムについて議論する学生たち=八代市

 明治大国際日本学部の佐藤郁専任講師(44)=観光学=とゼミ生18人が7日、八代市を訪れ、市が新たな観光振興策として検討している「ヘルスツーリズム」にアイデアを寄せた。

 ヘルスツーリズムは、観光と健康づくりを組み合わせた旅行。温泉やウオーキング向きの風景など既存の資源が生かせるとして、市と観光振興団体DMOやつしろが2022年度までに観光商品の開発を目指している。佐藤ゼミとは17年度から観光全般に関する意見交換を続けており、県外の若者の発想を生かそうと招いた。

 学生らは、日奈久温泉街や球磨川河口の国名勝・水島などを散策した後、市立博物館未来の森ミュージアムに移動。「高台にある日奈久温泉神社で、海の夕日を見ながらヨガをする」「特産のイ草の草履で散策してもらっては」などと提案し、傍聴した観光関係者や明大OBらをうならせた。

 4年の大庭智希さん(21)は「旅行先で写真を撮りたがる大学生は多い。温泉街にもっと目を引く景観があれば満足感が高まると思う」と提言した。(益田大也)

熊本日日新聞 2019年12月10日掲載