ナショナルズがカブス・ブライアントのトレード獲得に興味

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スティーブン・ストラスバーグと投手史上最高額となる7年2億4500万ドルの超大型契約を結んだナショナルズは、アンソニー・レンドンとの再契約を諦めない姿勢を見せてはいるものの、再契約は現実的でないと見られている。三塁の穴埋め役としては、プロスペクト内野手のカーター・キーブームが候補に挙がっているが、ナショナルズはカブスの正三塁手、クリス・ブライアントをトレードで獲得することも検討しているようだ。

関係者によると、ナショナルズはブライアントのトレードについて、カブスに対して初期段階の問い合わせを行ったという。今オフ、ブライアントはムーキー・ベッツ(レッドソックス)、フランシスコ・リンドーア(インディアンス)らとともにトレードされる可能性のあるスター選手の1人に挙げられており、カブスは補強資金を捻出するためにブライアントの放出に動く可能性がある。

ただし、ブライアントのトレード交渉が進展するためにはクリアしなければならないハードルが1つある。それは「ブライアントはいつフリーエージェントになるのか」をハッキリさせることだ。ブライアントは2015年のオープン戦で打率.425、9本塁打、OPS1.652という圧倒的な成績を残しながらも、フリーエージェントとなるのを遅らせる球団の方針のためにマイナースタートとなり、メジャーデビューは同年4月17日(現地時間)まで待たねばならなかった。

ブライアントはこの点に大いに不満を持っており、「意図的にデビューを遅らされた2015年をフルシーズンと扱うかどうか」についての正式な判断を待っている状況である。2週間以内に結果が出る見込みであり、ブライアントの主張が認められれば2020年オフにフリーエージェント、認められなければ2021年オフにフリーエージェントとなる。フリーエージェントまでの残り年数が変わればトレード市場での価値にも大きな影響を与えるため、どのような判断がなされるのか注目が集まっている。

ブライアントは現在27歳。2015年に新人王、2016年にMVPを受賞し、メジャー5年目の今季は147試合に出場して打率.282、31本塁打、77打点、OPS.903をマークし、3年ぶりにオールスター・ゲーム選出を果たした。