メルセデスF1が新18インチタイヤのテスト。ラッセルが200周以上を走りこむ

 2021年F1に向けて18インチタイヤの開発を行っているピレリは、今週、メルセデスの協力のもとにテストを行った。

 F1は2021年に大規模なレギュレーション変更を行う計画で、その一環として、現在13インチのホイールが2021年には18インチに変更される。ピレリはチームの協力を得てコース上でのテストをすでにスタートしており、9月にはルノー、11月にはマクラーレンがプログラムに取り組んだ。

 メルセデスが2019年最後のテストを担当、12月8日、9日の2日間にわたり、ウイリアムズF1チームに所属するジョージ・ラッセルがアブダビのヤス・マリーナ・サーキットで走行を行った。ラッセルは初日は100周、2日目は118周を走りこみ、データを収集した。

 2021年用タイヤの次回テストは、2020年2月にスペイン・ヘレスで行われ、フェラーリが担当する。

メルセデスのマシンで18インチF1タイヤのテストを行ったジョージ・ラッセル

© 株式会社三栄