ミス・クマモトに古田とわさん(阿蘇市)

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2020ミス・クマモトに選ばれた古田とわさん=阿蘇市

 女性たちが美や向上心を競う「2020ミス・クマモト」に、熊本県阿蘇市の古田とわさん(20)=県立大2年=が選ばれた。「一番になりたいとの気持ちは負けたくなかった」。得意のスピーチ力を生かし、夢の実現へ歩み出す。

 大会は県内企業などでつくる実行委員会が主催し、31人が参加した。11月27日に熊本市であった最終選考会には9人が臨み、古田さんは書道八段の特技披露やスピーチ審査を経て栄冠に輝いた。

 夢は「熊本に根差したキャスターになる」。きっかけの一つが、大津高バスケットボール部時代にある。先輩の子どもの心臓移植支援で、募金活動に参加。呼び掛けに対し、当初の反応は乏しかったが、テレビや新聞で取り上げられると、周知が進むのを目の当たりにした。この時、「現場を知り、伝える仕事がしたい」との思いを強くした。

 今回の挑戦では関係者や参加者から刺激を受けた。特に自分磨きに費やした直前の2カ月間で「もっと広い視野を持つべきだ」と感じ、熊本にとどまらない活動への興味も膨らんでいる。

 一方、大好きな阿蘇への思いは変わらない。時折、通学の行き帰りに通るミルクロードの二重峠[ふたえのとうげ]付近から壮大な阿蘇谷を眺める。「世界に誇るカルデラに自分は住んでいる。阿蘇の力にもなりたい」(山下友吾)

(2019年12月12日付 熊本日日新聞朝刊掲載)