風邪をひいてしまった!でも仕事は休めない!どうにか改善させる技は?
約8割がほぼ風邪知らずというCAに、風邪予防の習慣や風邪気味の時の対策をアンケートいたしました。
しかし、日頃から風邪予防の習慣を取り入れ、風邪気味の時点で対策をとっても、本格的に風邪をひいてしまうことは誰にでもあるはず。
風邪がひどくなってきて、のどが痛いし頭もぼーっとする。もちろん仕事を休んで休養することが一番。
自分のためはもちろん、会社で風邪を拡散させないためにも必要です。
でも、どうしても今日の仕事は休むわけにはいかない。そんな経験、皆様にもありますよね。
CAはフライトで外国に滞在中に体調を崩しても、帰りのフライトはなんとしてでも乗務しないといけません。
日本なら交代要員がいるのですが、外国ではそれは無理な話。
同僚たちにマイナス1の人員で仕事をさせるわけにはいきません。
そこで、体調不良をなんとか改善して仕事をこなすワザBest5を、CAへのアンケート結果をもとに皆様にお伝えします。
第1位:発熱効果のあるインナーとしょうがで体をあたためる
冷えは風邪の大敵。CAも例外ではありません。
発熱効果のあるインナーを着こむだけでなく、タートルネックの服を着る、腹巻をするという声も多数。
ミニ湯たんぽを持参するというCAも。
CAの制服はスカーフを着用する航空会社が多いですが、風邪ひきCAはスカーフの巻き方に工夫をします。
スカーフの巻き方のバリエーションは、ブラウスの襟の下を通す巻き方もありますが、風邪の時は積極的に首に直接巻きます。この巻き方だとのどに直接巻くため、のどを温めることができます。
スカーフのある制服着用のCAならではのワザですね。
また、身体を温めるしょうがやねぎなどを食べて体温を上げ免疫力を高めたり、しょうが紅茶などを水筒に入れて持ち歩き飲んだりしているCAも。
外から内から身体を温めるアイテムを上手に活用しています。
第2位:最後に頼るものは、柔らかティッシュと点鼻薬
CAの職場である飛行機の中は、風邪気味の人にとってはとてもつらい環境です。
離陸、降下の際に気圧が変化するのですが、これにより、航空性中耳炎を引き起こす場合があるのです。
風邪気味で飛行機に乗り、耳がなかなか抜けなかったり、痛みを感じたりしたことのある方もいるのではないでしょうか。
CAにとって航空性中耳炎は天敵。
一度なってしまうと完治するまでは数日間はフライトできません。
国内線のような離着陸の回数が多い路線では、毎回の降下が地獄のような辛さ。
鼻が詰まっていると耳も詰まりやすいので、鼻をこまめにかむようになります。
そのため、肌を傷めないような柔らかティッシュと点鼻薬はCAの必須アイテムなのです。
第3位:マスク・のどスプレー・のど飴は三種の神器
マスクは風邪をうつさない、うつされないという理由だけでなく、乾燥を防ぐためにも役立ちます。
通勤中だけでなく、マスクをできる場面ではなるべくマスクをして、のどを乾燥させないようにするのがCA流。
さらにのどが痛い!と思ったらなるべく早い段階からのどスプレーを使用して、症状が悪化しないようにするのが決め手。
のど飴も携帯し、とにかくのどを大事にするのが風邪を悪化させない秘訣のようです。
第4位:病は気から!「気合」で風邪を治す
頑張り屋が多いCAならではの第4位は、メンタルを強く持つこと=「気合」です。
「自分は風邪をひいてないと言い聞かせる」という人や、「薬で体をごまかして必死に動いて汗をかく」という体育会系の人。
他にも、仕事前に自分の周りの大好きな人達と電話して元気をもらってから仕事に行くというCAも。
あとは周囲に風邪と気付かれない笑顔と振る舞いをすることで、カラ元気から本当に元気になったりするとのこと。
病は気から、で頑張ってしまうのがCA流のようです。
第5位:最後に頼る、CA流裏ワザ
第5位は、CAが最後に頼る、風邪をひいたときの裏技です。
「病院でビタミン注射やニンニク注射を打ってもらうと即効性を感じられる」
「整体に行ってマッサージを受け、首に温灸をしてもらうとすぐに治る」
など、どうしようもないときはプロの手を頼るのも手。
また、「水をよく飲むと良い」という声も。日頃から水を飲んで代謝を良くすると風邪をひきにくくなる、という話もありますよね。
どうしても休めない時の裏技
いかがでしたでしょうか。
本来であれば、ちゃんと休む必要がありますし、それは自分のためだけではなく、お客様、同僚、周りの全ての人のため。
でも、どうしてもその状況でも仕事を休めない時もありますよね。
そんな時の緊急避難的なCAのワザの数々。
どれもCA個人の経験に基づいた意見なので医学的根拠のないものございますが、お役に立てていただけましたら幸いです。