<レスリング>ワールドカップの試合方式が変更、世界選抜チームが参加へ

5ヶ国+1チームの争いとなるワールドナップ=提供・UWW

 世界レスリング連盟(UWW)は12月10日、公式ウェブサイトでワールドカップの試合方式の変更などを発表した。

 ワールドカップはオリンピック・イヤーを除いた年の11月か12月初旬の金・土曜日に、これまで8ヶ国参加だったのを6チーム参加に変更して実施される。参加チームは、世界選手権の国別対抗得点5位までの国と、これらの国以外からの世界選手権の上位選手を集めた世界選抜チームが参加。この6チームでの闘いとなる。

 6チームの総当たりか、2ブロック制かなどの掲載はない。出場資格獲得の世界選手権は、「previous(前の)」となっていて「前年」ではないので、その年の9月に開催される世界選手権の成績と思われる。

 ネナド・ラロビッチ会長は「世界選抜チームの参加はユニークな試み。世界のファンに対してインパクトのあるイベントになることを期待している」とコメントしている。

 イベント・カレンダーに場所未定で掲載されていた来年のワールドカップは、さっそく消されており、実施は2021年からとなる。

© 公益財団法人日本レスリング協会