10日に行われたナポリ対ヘンクで17歳のGKマールテン・ヴァンデフォールトがデビュー。CLの歴史上最も若いGKのプレーとなった。
開始直後の致命的なミスで失点してしまった場面が話題に…(7秒~)。
そこで、今回はUEFAチャンピオンズリーグにおけるGKの最年少出場記録を見ていこう。なお、ヴァンデフォールトが1位になったばかりであるため、11位まで紹介しよう。
11位:ペトル・チェフ(スパルタ・プラハ)
デビューした試合:2001年9月18日、バイエルン戦
デビュー時の年齢:19歳と3ヶ月+29日
現所属:引退
今年現役を引退し、チェルシーのスタッフになったチェフ。アイスホッケーのアマチュア選手になったことでも話題を集めた。彼がCLデビューしたのは2001年のバイエルン戦で、いきなりクリーンシートを達成している。
10位:ティモン・ヴェレンローター(シャルケ04)
デビューした試合:2015年2月18日、レアル・マドリー戦
デビュー時の年齢:19歳と2ヶ月+15日
現所属:ウィレムII
2014-15シーズンに行われたベスト16の2ndレグ、レアル・マドリー戦でCLデビューを飾ったのがヴェレンローター。内田篤人もプレーしていたこの試合、シャルケは0-2で敗れている。
9位:ペペ・レイナ(バルセロナ)
デビューした試合:2001年10月31日、フェネルバフチェ戦
デビュー時の年齢:19歳と2ヶ月
現所属:ミラン
カルレス・レシャック監督が率いていたバルセロナで若くしてチャンスを得たレイナ。このフェネルバフチェ戦がCL初出場初スタメンとなり、1-0での勝利に貢献している。
8位:ダビド・デ・ヘア(アトレティコ・マドリー)
デビューした試合:2009年9月30日、ポルト戦
デビュー時の年齢:18歳と10ヶ月+23日
現所属:マンチェスター・ユナイテッド
今も世界で有数の守護神として高く飄香されているデ・ヘア。CLデビューは2009-10シーズンのグループステージだった。ただこのポルト戦はアウェイで0-2と敗北している。
7位:マクシム・カバノフ(スパルタク・モスクワ)
デビューした試合:2001年9月18日、フェイエノールト戦
デビュー時の年齢:18歳と8ヶ月+19日
現所属:不明
弟のセルゲイ・カバノフとともにスパルタク・モスクワで期待された若手だった。18歳でデビューしたもののあまり出場機会は得られず、様々なクラブを渡り歩いた。36歳となった今、現所属は不明である。
6位:アドリアン・センペル(ディナモ・ザグレブ)
デビューした試合:2016年9月14日、リヨン戦
デビュー時の年齢:18歳と8ヶ月+2日
現所属:キエーヴォ
クロアチア期待の若手GK。98番を着用して2016年のリヨン戦でデビューした際、まだ18歳と8ヶ月だった。現在はセリエBのキエーヴォにローン移籍しており、イタリアでレギュラーポジションを掴んでいる。
5位:イーゴリ・アキンフェフ(CSKAモスクワ)
デビューした試合:2004年9月14日、ポルト戦
デビュー時の年齢:18歳と5ヶ月+6日
現所属:CSKAモスクワ
本田圭佑とともにプレーしたことで知られるロシアの名守護神。2004年のデビューからずっとCSKAモスクワのゴールマウスを守っている。
4位:ニコライ・ミハイロフ(レフスキ・ソフィア)
デビューした試合:2006年10月31日、ブレーメン戦
デビュー時の年齢:18歳と4ヶ月+3日
現所属:レフスキ・ソフィア
ブルガリアのGKミハイロフ。18歳デビューで話題を集め、この次の年にリヴァプールに引き抜かれている。ただその後様々なクラブを渡り歩き、昨年古巣レフスキ・ソフィアに戻っている。
3位:イケル・カシージャス(レアル・マドリー)
デビューした試合:1999年9月15日、オリンピアコス戦
デビュー時の年齢:18歳と3ヶ月26日
現所属:ポルト
18年間に渡ってCL最年少出場記録を保持し続けた偉大なる聖イケル。レアル・マドリーというビッグクラブでの成功という点でも大きな価値があるものだ。
2位:ミレ・スヴィラール(ベンフィカ)
デビューした試合:2917年10月18日、マンチェスター・ユナイテッド戦
デビュー時の年齢:18歳と1ヶ月+21日
現所属:ベンフィカ
2017年にアンデルレヒトからベンフィカへと引き抜かれ、エデルソンの抜けた穴を埋めることを期待されたスヴィラール。ユナイテッド戦でのデビューは0-1の敗北となり、未だにブレイクしきれていない。
1位:マールテン・ヴァンデフォールト(ヘンク)
デビューした試合:2019年12月10日、ナポリ戦
デビュー時の年齢:17歳と9ヶ月+14日
現所属:ヘンク
もちろん1位は先日のナポリ戦でデビューしたヴァンデフォールト。開始123秒でドリブルを失敗、アレク・ミリクに先制点を奪われる最悪の立ち上がりになってしまい、最終的には0-4の敗北を経験した。