ごみ不法投棄、セクハラ…教諭ら2人処分 熊本県教委

©株式会社熊本日日新聞社

2件の懲戒処分を発表し、記者会見で陳謝する県教委の幹部ら=11日、県庁

 熊本県教育委員会は11日、自宅にため込んだ家庭ごみの不法投棄を繰り返した天草教育事務所管内の男性小学校教諭(59)を、減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にしたと発表した。処分は同日付。

 県教委によると、男性教諭は1人暮らし。3月3日午前4時すぎ、弁当殻やペットボトルなどを入れた十数袋(重さ計約22キロ)を天草市内の空き地に捨てた。住民が天草署に通報して発覚。9月に天草簡易裁判所から、廃棄物処理法違反で罰金30万円の略式命令を受けた。

 男性教諭は2002年から同市内で不法投棄を繰り返していたとみられ、県教委の聞き取りに「10回ほど不法投棄した」と説明。確認できた4件の投棄場所はいずれも異なっていた。「ごみ出しの曜日が分からなかった。分散して捨てた方が見つからないと思った」と話しているという。

 県教委は同日付で、県教委事務局の係長級男性職員(42)も戒告処分とした。

 県教委によると、15年7月、熊本市であった職場の懇親会後、同僚の女性職員に車で自宅に送ってもらう際、ホテルに誘ったり、キスを要求したりするなどセクハラ行為をした。今年8月、女性が被害を申告した。

 男性職員は「酔って気持ちが大きくなった。大変申し訳ないことをした」と話しているという。

 19年度の懲戒処分は9件12人(うち免職4件4人)となった。(臼杵大介)

(2019年12月12日付 熊本日日新聞朝刊掲載)