業務効率化へAI導入

苫小牧市が情報化5ヵ年計画案

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キャッシュレス決済など20事業

 苫小牧市は、AI(人工知能)などのテクノロジーを用いて、市民サービスの向上や内部事務の効率化を図るために取り組む「新苫小牧市地域情報化計画」(案)をまとめた。セキュリティー強化やキャッシュレス決済の推進など20事業を盛り込んでいる。

 新計画は2020年度(令和2年度)から5カ年で実施する。基本目標は(1)簡単・便利な市民サービスの拡充(2)スリムで信頼されるシステムの実現(3)安心・安全なシステムづくり-の3点。

 20事業では、2019年度から始まった働き方改革を踏まえ、AI技術などを使い、単純作業を自動化させる「RPA(ロボットによる業務自動化)」の可能性を探るための実証実験などを行う。

 このほか、市税などに電子マネーやQRコード決済などのキャッシュレスを導入する。最新のICT(情報通信技術)を導入することでタブレットを使った福祉サービス向上、外国人の救急対応に応じるための翻訳機能など、さらなる市民ニーズに応えるサービスの幅を広げる。

 セキュリティー対策としては、行政データを遠隔地(市外、道外)にバックアップして保管する仕組みを構築して、防災、減災対策を強化する。さらに暗号化ソフトやセキュリティーの高いSSL通信などの導入を進める。

 市は23日まで、市民から計画案に関する意見を募っている。問い合わせは総務部情報推進課、電話0144・32局6196番へ。
(佐藤重伸)