迎春準備で楼門すす払い 武雄温泉

従業員ら50人作業

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国重要文化財の楼門も一年のほこりを払った武雄温泉の年末大掃除=武雄市武雄町

 武雄市の武雄温泉で11日、年末の大掃除があった。国重要文化財の楼門ではササを使ってすすを払い、浴場もきれいに洗って、新年を迎える準備を整えた。

 年に一度、全館を休んで全ての施設を掃除する。従業員25人に清掃業者も加わり約50人で作業した。楼門では従業員4人が、長さ約2.5メートルのササでひさしに付いたほこりを丁寧に落とした。

 岸川日出男総務課長は「今年は8月末の豪雨で元湯が70センチほど浸水し、一日だけ休館を強いられた。豪雨の風評被害で観光客が減り、さらに韓国からの来訪者の大幅減で、年間入浴者が2割ほど減ったのではないか。厳しい年だった」と話した。

 元日は午前6時から年頭祈願があり、入浴者におとそを振る舞う。