ネルがエンジーから3.5 MW電解槽の購入注文を受ける

ノルウェー・オスロ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ネル(OSE:NEL)の子会社であるネル・ハイドロジェン・エレクトロライザーズは、エンジーからの3.5 MW電解槽の契約を先に発表した後で、購入注文を受けました。この電解槽は世界的な採鉱企業アングロ・アメリカンの世界最大の燃料電池式採掘運搬トラック向けに再生可能水素を生産するためのエンジーの水素ソリューションを構成するもので、2020年中の設置が予定されています。

本件は2019年8月30日のOSE通知で言及しており、ネルは「国際的なエネルギー大企業への3.5 MW電解槽」を納入する契約について発表しました。本日、ネルは本契約を受けてのエンジーからの購入注文を発表します。

エンジーはアングロ・アメリカン向けに再生可能水素ソリューションを提供します。アングロ・アメリカンは今後、採鉱に伴う排出ガスを削減するとの野心的計画を持っており、世界最大の燃料電池式採掘運搬トラックを2020年中に運用することにしています。

ネル・ハイドロジェン・エレクトロライザーズのセールスディレクターを務めるHenning Langåsは、次のように述べています。「この画期的プロジェクトでエンジーと協力できて光栄です。私たちは当然、エンジーが当社の電解槽を選定して、このトラックに燃料を供給するための再生可能水素ソリューションに組み込むことをうれしく思います。規模拡大した場合、100MW以上の電解槽容量がこの鉱山単独で必要となり、魅力的な新市場の商機が得られます。」

エンジーとアングロ・アメリカンのプロジェクトは、アングロ・アメリカンが南アフリカに持つ白金族鉱山で運用している採掘運搬トラックを、100%排出量ゼロの燃料電池式トラックに改修するものです。水素生産のための電力は部分的に現地の太陽光発電や系統電力から供給され、この電解槽の容量はトラックの1日当たり需要量を上回るもので、これにより夜間や日射の乏しい時間における燃料供給のために貯蔵することで、再生可能エネルギーによる水素の割合を最大化できます。成功した暁には、長期目標として、本鉱山における運搬トラックの全車両を水素燃料車に転換することにしており、さらにはアングロ・アメリカンの世界中におけるその他の採鉱事業でも同様です。

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