沢口靖子が若いファンからの熱い言葉に涙。「科捜研の女」金のルーペ贈呈式

1999年10月21日にスタートしたテレビ朝日系の連続ドラマ「科捜研の女」(木曜午後8:00)で行われた20周年を記念したTwitterプレゼント企画の当選者に、東京都在住の高校3年生・谷内茜さんが選ばれ、榊マリコを演じる沢口靖子から賞品である“金のルーペ”を贈呈するイベントが京都の撮影所で開催された。

この幸運に「沢口さんと実際にお会いでき、金のルーペをいただいて夢みたいです。こんなにすてきな経験は今までありませんでした。人生最良の日です!」と笑顔で喜びを語る茜さん。ご両親と妹さんもそろって科捜研の大ファンとのことで、贈呈式にはご家族みんなで出席した。沢口のほか、風間トオル、斉藤暁、渡部秀、山本ひかるの科捜研メンバーに加え、内藤剛志、若村麻由美、石井一彰らおなじみのキャストが顔をそろえる中、贈呈式が行われた。

まず、沢口が「このたびは科捜研の女20周年Twitterプレゼントキャンペーンにご応募いただき、まことにありがとうございました。厳正なる抽選の結果、茜さんの真心のこもった応援メッセージを選ばせていただきました。日ごろからの番組視聴への感謝を表するとともに、ここに金のルーペを贈呈します。これからも『科捜研の女』をよろしくお願いいたします」と笑顔で述べ、感謝状とともに金のルーペを贈呈。出演者やスタッフからは大きな拍手と「おめでとう」の声が巻き起こった。

お母さんの影響で科捜研ファンになったという茜さんは、放送20周年をお祝いする言葉とともに「マリコさんのブレない真っすぐな生き方が私の憧れです!」とあいさつ。それに対し沢口は、「茜さんのご家族のようなファンの方がいてくださるおかげで、このドラマは20周年を迎えることができました。本当にありがとうございます。これからもどうぞ応援してくださいね」と感謝の言葉をかけた。若いファンからの熱い言葉に、20年という歴史を改めて感じた沢口は、「私も感激しています」と目を潤ませた。さらにサプライズで、茜さんには科捜研メンバーと同じ白衣もプレゼントされ、胸ポケットには茜さんの名入りで作られた科捜研IDカードが! このサプライズに茜さんは驚きながらも感動した様子で「言葉にできないほどうれしい」と感動しきりだった。

そんな20周年を迎えた「科捜研の女」では、20年前に発生した事件との関連が強く疑われる殺人事件が発生。12月12日放送では、絞殺されたフリーライターの容疑者として、土門薫(内藤剛志)と同期の元刑事で、19年前に死亡したはずの火浦義正(升毅)が捜査線上に浮上。その影には二つの事件が関係し、火浦もまたその事件にかかわっていたことが明らかになる。そして、土門の前に亡くなったはずの火浦が姿を現す…。

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