山口組対立、「特定抗争」指定へ

1月上旬にも、沈静化に期待

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神戸山口組の幹部が射殺された現場付近=11月27日、兵庫県尼崎市

 兵庫や愛知など6府県の公安委員会は12日、指定暴力団山口組と神戸山口組の「特定抗争指定暴力団」指定に向けた意見聴取を始めると両組織に通知した。20日から順次実施し、1月上旬の指定発効を見込む。両組織は活動を厳しく制限され、抗争の沈静化が期待される一方、楽観できないとして慎重な見方もある。

 両組織を巡っては今年4月以降、抗争とみられる事件が4件発生。このうち3件は住宅街で銃器が発砲され、1件は殺傷能力が高い自動小銃が使われた。11月には山口組総本部(神戸市)を含む事務所の使用制限の本命令が出されたが、特定抗争指定暴力団への指定はさらに強い制約を課す。