いだてん大河ドラマ館、来館者10万人突破

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「いだてん大河ドラマ館」の10万人目の来館者となった山口市の職場グループ=12日、玉名市

 NHK大河ドラマ「いだてん」の放送に合わせて熊本県玉名市で開館中の「いだてん大河ドラマ館」の来館者数が12日、累計で10万人を突破。15日のドラマ最終回を目前に大台を達成した。

 同館は、ドラマの主人公の一人で日本人初の五輪選手となった「マラソンの父」金栗四三をPRしようと、金栗が後半生を過ごした同市の協議会が1月に開設。オリジナル映像やドラマの美術セット、写真などを通して「いだてん」の世界観と金栗の人物像に触れることができる。

 「四三」にちなみ午後0時43分に来館した山口市の職場グループ7人に、蔵原隆浩市長から記念品が贈られた。社員旅行に大河ドラマ観光を提案したというメンバーの橋本慎吾さん(31)は「名前しか知らなかった金栗さんの功績をドラマで知り、マラソンや駅伝がもっと好きになった」と話した。

 大河ドラマ館は来年1月13日まで無休で営業。年末年始にはグッズの配布や正月にちなむ催しも予定している。桑原英彰館長は「だれもがスポーツを楽しめる社会の礎をつくった金栗さんの足跡を見てほしい」という。(蔵原博康)

(2019年12月13日付 熊本日日新聞朝刊掲載)