「味に深み」新酒できた 通潤酒造に杉玉 熊本県山都町

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新酒の完成を知らせる通潤酒造の真新しい杉玉=山都町

 熊本県山都町の通潤酒造は11日、新酒ができたことを知らせる真新しい杉玉を玄関屋根に取り付けた。

 杉玉は、酒造りの神を祭る大神[おおみわ]神社(奈良県)のご神体とされる杉山にちなみ、スギの葉で作る飾り物。同社では毎年OB社員が作る。社員らはフォークリフトを使って古い杉玉を下ろし、青々とした直径約90センチの杉玉をつるした。

 同社は新酒「初めのいっぽん」を10日に発売。山下泰雄社長は「例年より口当たりが柔らかく、味に深みがある。多くの人に楽しんでほしい」と話す。

 「初めのいっぽん」は店頭で720ミリリットル入りを1273円、1・8リットル入りを2619円で販売。インターネットでも取り扱う。(九重陽平)

(2019年12月13日付 熊本日日新聞朝刊掲載)