大木氏の経験に期待 ロアッソ監督就任発表

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 J3ロアッソ熊本は12日、来季の監督に、元日本代表コーチでJ1の清水や甲府などの監督を務めた大木武氏(58)が就任すると発表した。

 熊本は今季初めて降格したJ3で5位に終わってJ2復帰を逃し、昨季から指揮を執ってきた渋谷洋樹監督の退任を発表していた。大木氏の選任について、強化担当の織田秀和ゼネラルマネジャー(GM)は「指導者として経験が豊富。攻撃的な戦術で、熊本が取り組んできたサッカーをさらに進化できると判断した」と説明した。

 大木氏は静岡市出身。清水東高-東京農大卒で、富士通(J1川崎の前身)でプレー。2002年から、甲府の監督を振り出しに清水や京都などを率いた。

 05年にJ2甲府の監督に再び就任すると1季目でJ1昇格を果たした。日本が16強入りした10年のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会ではコーチとして岡田武史監督を支えた。17年からJ2岐阜の監督を務めてきたが、今季半ばの6月に成績不振で退任した。

 大木氏はクラブを通じ、「勝利とともに、県民の皆さまにパワーを与えられるチームになれるよう、全ての力を注いでまいります」とコメントした。就任会見は20日の予定。(河北英之)

(2019年12月13日付 熊本日日新聞朝刊掲載)