13日4強激突、世界女子ハンド熊本 5~8位決定戦も

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ロシアで攻守の要となるセン=パークドーム熊本(小野宏明)
オランダの攻撃を引っ張るアビン=アクアドームくまもと(池田祐介)
アシスト、得点でノルウェーを引っ張るオフテダル=アクアドームくまもと(池田祐介)
スペインの得点源のカブラル・バルボサ=パークドーム熊本(上杉勇太)

 女子ハンドボール世界選手権第12日は13日、パークドーム熊本で準決勝のロシア-オランダ(午後5時半試合開始)、ノルウェー-スペイン(同8時半同)と、5、6位決定戦のセルビア-モンテネグロ(午前11時半同)、7、8位決定戦のドイツ-スウェーデン(午後2時半同)を行う。全て欧州勢が占めた準決勝を勝ち抜き、トロフィーに近づく2チームはどこなのか-。4強の戦力を紹介する。

◆堅守のロシア×得点力のオランダ

 4強で断トツに少ない1試合平均20失点を誇るロシアの堅守を、4強最多となる1試合平均33得点のオランダが崩せるかが見どころだ。

 ロシアの堅守の象徴は身長186センチのアンナ・セン。シュートブロック数は15でランキング首位を走る。基本的に6人が自陣側に引いて守るが、機を見て前へ飛び出し効果的な圧力をかける。攻撃は46アシストでランク2位のアンナ・ヴャヒレワが軸。アンブロシオ・ホセ・マルティン・セドレス監督は「これまで守備は良かったが、オランダ戦は簡単にいかないだろう」と警戒する。

 オランダの得点で目立つのはロングシュート。総得点に占める割合は、他の4強チームが10%前後なのに対し、22%を占める。得点ランク3位の56得点を挙げているロイス・アビンもロングが得意だ。4強中最多の失点数をいかに減らすかが、勝利への鍵を握る。エマヌエル・マヨナーデ監督は「何を準備すべきか分かっている。メダルなしでは帰国したくない」と必勝を期す。

◆総合力のノルウェー×粘り強さのスペイン

 4強の中で失点の少なさと得点数がともに2位で総合力が高いノルウェーに、接戦を重ねて勝ち上がったスペインが粘り強さを発揮できるかが勝敗の鍵を握る。

 ノルウェーは、42得点のスティーネ・ブレダル・オフテダルと29得点のエミリー・ヘーグ・アーンツェンが、ともに37アシストでランキング4位につける。ゴールを奪える司令塔が2人おり、サイド、ロングシュート、速攻など多彩な得点パターンを誇る。オフテダルは「スペインは素晴らしい相手だが、私たちのチーム力も高まっている」と自信をみせる。

 スペインの得点数は4強中最少で失点数は2番目に多いが、モンテネグロに1点差、日本に2点差で勝つなど、勝負強さが光る。攻撃の中心は46得点でランク7位のアレクサンドリナ・カブラル・バルボサ。速攻やカットインで得点を量産する。主力の1人のミレヤ・ゴンサレス・アルバレスは「相手は守備も堅い。タフな試合になる」と表情を引き締める。

試合結果等は以下のURLから。

https://japanhandball2019.com/