「仕次知らない」46% 家庭でできる泡盛の伝統的熟成方法

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仕次を知っているか

 沖縄国税事務所は12日、消費者を対象に、泡盛の伝統的な熟成方法「仕次(しつぎ)」の理解度などを調査したアンケート結果を発表した。38.2%が仕次を「知っていて意味も分かる」と回答。「知らない」は46.2%だった。約3割が自宅に甕(かめ)があると答えた一方、甕を持っているうち、仕次をしている人は19.3%にとどまった。甕があっても仕次をしない理由は、約3割が「方法が分からない」、約2割が「手間がかかる」と答えた。

 調査は2018年10月から19年11月、回答者数は3083人。産業まつりの来場者や小売店の酒類販売管理者研修、軽減税率制度の説明会出席者などから集めた。

 自宅に甕が「ある」と答えた31.3%のうち、約半数が2個以上所有と回答。10個所有している人もいた。

 甕があっても仕次しない理由は「方法が分からない」が33.7%。23.1%が「手間がかかる」と回答した。仕次をしている年代は、60代が18%、70代は16.3%だった。

 沖縄国税事務所は、甕の普及が仕次の認知度に貢献していると推測。甕を持っていても仕次が分からない回答も多かったため、仕次の実践法の普及や、幅広い年代への普及啓発活動が必要と提言した。