ヤンキースがガードナーと1年1250万ドル+オプション1年で再契約

関係者によると、日本時間12月13日、ヤンキースは自軍からフリーエージェントとなったベテラン外野手、ブレット・ガードナーと1年1250万ドル+球団オプション1年で再契約を結ぶことで合意に達したようだ。ヤンキース生え抜きのガードナーは、ヤンキースの一員としてキャリアを全うしたいとの意思を明確にしていたが、メジャー13年目となる来季も引き続きヤンキースでプレイすることになった。

ガードナーは現在36歳。年俸950万ドルでプレイした今季は28本塁打、74打点、長打率.503で自己ベストの数字を叩き出し、その結果、OPS.829もキャリアハイを更新した。また、本職のレフトだけでなく、故障者が続出したチーム事情に合わせて100試合近くセンターも守り、打撃面のみならず、守備面での貢献度も非常に大きかった。

MLB公式サイトのマーク・フェインサンドによると、今回の契約でガードナーに保証される金額は、契約ボーナスが200万ドル、来季の年俸が800万ドル、2021年の球団オプションのバイアウトが250万ドルで、合計1250万ドルとなる。2021年の球団オプションが行使された場合、年俸は1000万ドルとなることが報じられている。

レフトでメジャー有数の守備力を誇るガードナーだが、正中堅手のアーロン・ヒックスがトミー・ジョン手術を受けて少なくとも来年6月ごろまで復帰できないため、来季は正中堅手として開幕を迎えると見られる。ヒックスが復帰して本来のパフォーマンスを取り戻せば、ガードナーはセンターからレフトへ移ることになるだろう。

サンディエゴで開催されていたウィンター・ミーティングは、日本時間12月13日に終了。ヤンキースは今オフの補強の大本命だったゲリット・コールとの巨額契約(9年3億2400万ドル)と必須事項だったガードナーとの再契約という大きな成果を手にしてサンディエゴを去ることになった。

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