C&R社、サイトテックが協業。自衛隊の演習で20kg物資1km運搬を実現~災害支援にも活用、目視外自律飛行で~

株式会社クリーク・アンド・リバー社(以下:C&R社)は、ドローン開発会社サイトテック株式会社(以下:サイトテック)と協業し、陸上自衛隊が11月に熊本県の大矢野原演習場で行った、大型ドローンによる物資運搬や投下の目視外操作演習に協力した。

国産の大型ドローンによって、20kg以上の物資を目視外自律飛行で物資を指定したポイントに降ろし、そのまま自律飛行で往復2km(1km×2)の距離を戻した実験の成功は 国内初だという(2019年11月30日C&R社調べ)。

陸上自衛隊の大型ドローン演習概要と当日の様子

演習概要

■日時:2019年11月10日(日)~15日(金)

■場所:大矢野原演習場(熊本県上益城郡山都町)

■内容:20kg以上の物資運搬や投下などを、目視外操作で可能とする大型UAV(無人航空機)の操作教育や、整備・運用に関する技術支援の役務提供。

20kg以上ある物品を1km先に自律飛行で運び、 指定したポイントに降ろし、 そのまま自律飛行で戻す操作 300m先への有線ケーブル引き 100m上空からのビラ配り 高度と距離を変えての通信接続試験

■使用機体

サイトテック製「KATANA1750」最大50kgの物資運搬が可能。 今回フライトコントローラーはPixhawkを使用。

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