トヨタ防災給電プロジェクト ワークショップ開催 非常時の電源サポートとなる電動車の給電体験など

トヨタは、「もしもの時」の備えとして、クルマが役に立てることを伝えるために、2019年12月14日から全国10箇所で『防災給電プロジェクト クルマでライトアップ2019』と題し、トヨタの電動車でクリスマスの灯りとぬくもりを届けるイベントを開催すると発表した。

自然災害などの「もしもの時」にクルマにできることの1つとして、非常時「移動する電源」となる電動車の「給電」がある。「トヨタ防災給電プロジェクト」は、販売店/メーカーが一体となって、より安全安心な地域社会、災害に強いまちづくりのために、ワークショップや防災キャンプなどの様々な体験を通じて、顧客に「防災給電」を提案する活動。

昨今、台風による停電被害によって「給電」への関心が高まる中、トヨタ電動車(HV/PHV/FCV)を所有の顧客において、給電経験者は6%という低位な状況にあるという。トヨタでは、「給電」に関する説明をより強化していくという方針のもと、オーナーおよび地域の人々に、トヨタ電動車の給電機能の魅力を紹介し、いざという時、確実に役立つための使い方を伝えていくための活動を実施する予定だ。

今回のワークショップでは、給電デモンストレーションや、 車中泊を体験するコーナー、クルマの発電で「温まる」「食べる」など、「もしもの時」を想定した体験型のコンテンツを用意している。また、幅広い年齢層の人々にクルマの電気の力を感じられるように、クリスマスツリーやイルミネーションの点灯も行う。

ワークショップ詳細内容

【学ぶ】

給電デモンストレーション

本イベントの中心である電動車の給電。その給電方法などを学べるデモンストレーションを実施

エリア:北海道、宮城、長野、千葉、山梨、愛知、大阪、広島、福岡

車中泊体験

災害時に強いられる車中泊の体験。電動車を使用し、車中泊のノウハウを学ぶ場として展開。

エリア:長野、千葉、山梨、愛知、広島、福岡

【食べる】

給電

参加者に、給電を用いて温かいスープやドリンクを提供。

エリア:北海道、宮城、長野、千葉、山梨、愛知、大阪、広島、福岡

【温まる】

給電であったまろう

電動車の給電で電気ストーブなどを使用し、温まる場の提供。食事スペースとしても利用する。

エリア:北海道、宮城、長野、千葉、山梨、愛知、大阪、広島、福岡

【作る】

防災ランタンを作ろう

防災グッズ(ペットボトルランタン)を作る。

エリア:北海道、宮城、長野、千葉、山梨、愛知、広島、福岡

給電ツリー点灯式

電動車の給電で灯すツリーの点灯式を実施。

エリア:北海道、宮城、長野、千葉、東京、山梨、愛知、大阪、広島、福岡

実施時期及び実施場所はホームページにて。

https://toyota.jp/news/bousai-kyuden/

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