釣り船の上で渡された「おみやげの◯◯だんご」がビックリするほど美味しかったので調べてみた!【さわ山・新潟市】

「美味しさしか纏っていないこの白をお前は知っているか」。きんぴらだんご。

先日、東京湾のボートアジングに訪れたサーティフォーの家邊克己さん。そして、それを聞きつけて、新潟から駆けつけたのが、同社のフィールドスタッフである田中滋一さん。その滋一さんが、爆釣沸き返る船内の一休みで差し入れてくれた新潟のお団子がぁああああ!

グルメの家邊さんがイチオシする、新潟のお団子

アジングの名手として知られる家邊克己さんは、その昔、お仕事の関係で京都市内中の和菓子という和菓子を食べ歩き、美味しい和菓子を探し歩いてきた超がつく「和菓子通」。その家邊さんが、「ちょっと食べてみてよ。驚いちゃうよ」といって差し出してくれたのが、新潟県在住の同社フィールドスタッフ、田中さんがお土産にとボートに持参してくれたお団子。

「美味しさしか纏っていないこの白をお前は知っているか」。きんぴらだんご。

フォルムやばーーーーい! そして白い! ボートの暗がりで燦然と輝く、白いだんご。どないしたら、こんなふつくしい白になるん? UV照射したら光るのちゃうか!?(ひかりません)と思うほどの神々しさ。

家邊「食べたら、びっくりしますよ」

ほほう。では、いただきます。

きんぴらにびっくりするが、やめられないとまらない。

!? きんぴら入ってるやーーーーん! だんごにきんぴら。きんぴらだんご!てか、餅が旨っ! で、きんぴら絶妙! 透き通るような餅の甘みと、甘辛いきんぴらが、ほどよいフォール速度で喉を抜けていくのであります。いやぁ、きんぴらも驚きましたが、なんすか、この餅の旨さ。餅って、そうそうずば抜ける食材ではありません。が、昔、戦隊モノのなんか妙なキャラクターが「ズバズバーン」ってうるさかったですが、これずば抜けてズバズバーンですよ! もうとっちらかってきましたね。あまりの旨さに。なんでこんな風になるんすか!

家邊「お米の美味しさと、作り方じゃない?」

田中「地元の和菓子屋さんのだんごなんですが、喜んでいただいて嬉しいです」

地元、つまり新潟ですね。新潟のなんというお店でしょう。教えろください!!

田中「さわ山というお店ですね」

どうも、新潟の地元の人たちに愛される名店のようですよ、さわ山は!

これは、新潟に釣りに行ったら、絶対に寄ります。米、餅、団子に白玉。炭水化物こそ至高。日本の魂と思っているワタクシ、無視できませぬ! で、次は笹もちかぁああああい! 東京湾のボートの暗がりですぜ。それで、iPhoneでポチした写真ですぜ。そんな写真でも見てください。

「笹からのぞいた餅は、君が知るどんな白より白かった」

映画化決定っすよ! 田中さん。こんな餅、東京湾で食べさせてくれてありがとう.....。

笹もち。こんな旨い笹もち、オラ食ったことねぇべ!
ああ、アジングでアジを触りまくった香りがやや邪魔ですが、それでもこの笹と餅の甘さが脳を刺激するのであります。私的餅オブ・ザ・イヤー決定。

ということで、そろそろ新潟は雪がシンシンと降り積もる季節ではございますが、その前にぜひ。もしくは、がまんしてその後に、ぜひ味わいに行ってみてください。僕は、写真で味を反芻しつつ、来年行きたいと思います。

© 株式会社 内外出版社