大規模な星形成領域の一部分「RCW 36」

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【今日の天体紹介:輝線星雲RCW 36】

ESOの超大型望遠鏡「VLT」を構成する望遠鏡の1つ「Antu」に設置されている光学観測機器「FORS2(FOcal Reducer/low dispersion Spectrograph 2)」が捉えたのは、ほ座の方向にある輝線星雲「RCW 36」です。散開星団を含むRCW 36は、別名「Gum 20」としても知られ、太陽系から2300光年と最も近い大規模な星形成領域のほんの1部分です。

画像に広がる暗い箇所は、背景の光を遮断するくらいの高密度な領域。この様な見た目にもかかわらず、新しい星が次々に生まれている”星のゆりかご”なのです。RCW 36には約110万歳と若い星団が存在し、数百の低質量星大質量の2つのO型星を含んでいます。

この画像は、教育目的や一般の方に宇宙に興味を持ってもらう目的でもある「ESO’s Cosmic Gems Programme」の一環として2019年12月9日に公開されたものです。