メクル第422号 アルミ缶回収で表彰 諫早・原口町子ども会

表彰された原口町子ども会の児童ら=諫早市原口町公民館

 飲料メーカーや商社など30社でつくる「アルミ缶(かん)リサイクル協会」(東京)の本年度の「アルミ缶一般回収(いっぱんかいしゅう)協力者表彰(ひょうしょう)」で、諫早(いさはや)市原口町子ども会(日野涼子(ひのりょうこ)会長)が優秀賞(ゆうしゅうしょう)に輝(かがや)き、2日に原口町公民館で表彰式がありました。
 同協会は、アルミ缶回収の活動期間や回収量などで実績(じっせき)のある団体(だんたい)を毎年表彰しています。本年度は全国の小中学校から51校、一般から59団体が優秀賞に選ばれました。県内からは佐世保(させぼ)市の楠泊婦人(くすどまりふじん)会も選ばれています。
 原口町子ども会は、ごみの減量化(げんりょうか)やリサイクル意識(いしき)の向上、地域(ちいき)活動への参加を目的に、2007年からアルミ缶を含(ふく)む資源(しげん)ごみの回収をスタート。昨年は約4900キロのアルミ缶を回収しました。
 毎月2回、町内の各ごみステーションに約500世帯が持ち寄(よ)ります。回収日の朝には登校前の子どもたちが公民館に立ち寄り、資源回収を呼(よ)びかける町内放送を行って、資源ごみの出し忘(わす)れを防(ふせ)いでいます。
 表彰状(じょう)を受け取った市立上山(じょうやま)小6年の吉田龍輝(よしだたつき)君(12)は「小さいころから当たり前のように続けてきたことなので、受賞にびっくりした。これを励(はげ)みに活動を続けていきたいです」と話しました。

登校時に資源ごみを持ち寄る子どもたち

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