ル・マン24時間を運営するACOフランス西部自動車クラブ、FIA WEC世界耐久選手権、さらにヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(ELMS)は、WECとELMSのLMP2クラスにおける複数年の新しい契約を結び、技術およびマーケティングパートナーシップを結んだと発表した。
この契約はACO、WEC、ELMS、そしてグッドイヤーの間で結ばれた契約で、グッドイヤーがLMP2の単一タイヤサプライヤーとなり、関係を強化。WECにおいてはプレミアムパートナーとなる。WECでは、2020年9月にスタートする2020-2021シーズンからの契約となり、ELMSでのタイヤ供給は2021年4月にスタートする。
またグッドイヤーは、モータースポーツに由来するテクノロジーを搭載した新しい市販タイヤをコース内外でアピールするべく、ブランディングとマーケティングの大幅な増加を行うとしている。
「ル・マンにおけるグッドイヤーの遺産には、1960年代から90年代までの象徴的な勝利がいくつか含まれている。グッドイヤーのような世界的に著名なブランドが、過酷なレースというフィールドでテクノロジーを証明するべく、ル・マン、WEC、ELMSを選んでくれたことを嬉しく思う」とACOのピエール・フィヨン会長。
「彼らが耐久レースの未来にコメットメントしたことは刺激的であり、ACOとすべての耐久レースの精神を反映している」