全国高校駅伝 健闘誓う 松浦高で陸上部壮行会

全校生徒の拍手に迎えられ、壮行会に臨む藤山主将(中央)ら選手たち=松浦高体育館

 長崎県代表として全国高校駅伝男子の部に2年連続3回目の出場をする県立松浦高陸上部の壮行会が13日、長崎県松浦市志佐町の同校であり、全校生徒と教職員、市民らが都大路での活躍を願って選手にエールを送った。
 同校体育館で開かれ、吹奏楽部の演奏と全校生徒らの拍手の中、藤山龍誠主将(3年)ら10人の選手が入場。中上徹校長は「心と体のコンディションを整え、大会に臨んでほしい。自分たちの走りを貫くことを信じている」とあいさつした。
 同市の橋口忠美副市長が「悔いの残らない走りで松浦高の名を全国にPRしてください」、百武歩・生徒会長が「自信のある走りを期待する」とそれぞれ激励。最後に藤山主将が「目標は2時間6分台と20位以内。一致団結して都大路を駆け抜ける。これまで支えてもらった人たちへの感謝を込めて走りたい」と決意表明した。
 また、新松浦漁協(志水正司組合長)は同日、トラフグの鍋料理10セット(30~40人分)を同部に贈った。志水組合長は「市の特産品のトラフグの鍋で栄養を付け、県代表として頑張ってほしい」と激励した。

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