塚越、大綱健闘誓う 15日、全国中学駅伝

健闘を誓う男子・塚越と女子・大綱のメンバー=滋賀県野洲市総合体育館

 第27回全国中学校駅伝大会(男子6区間18キロ、女子5区間12キロ)は15日、滋賀県野洲市の希望が丘文化公園で開かれる。14日は同市総合体育館で開会式が行われ、神奈川代表としてともに初出場する男子・塚越、女子・大綱の選手らが上位入賞へ気持ちを高ぶらせた。

 塚越は県中学駅伝から出走順を大幅に変更した。県大会で6区を走った好調の越智をエース区間の1区に回し、主将服部がアンカーを任される。戸井田晋監督は「1区を1桁でつなぎ、その後は粘って服部に任せるのが理想」と説明した。

 大綱は2年田中を県大会と同じ1区に配置し、5区を駅伝主将の綿貫が担う。県大会、関東大会は出走しなかった2年上田が急成長し3区に抜てきされた。林弘幸監督は「チーム競争を続け、今のベストの布陣を組んだ」と期待を寄せる。

 両チームとも初の全国舞台とあって緊張した様子も見せたが、塚越の服部は「仲間や応援してくれる人たちに感謝し上位を目指したい」、大綱の綿貫は「初めてで緊張するけど、みんなで楽しみたい」と健闘を誓った。

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