「大きな成功をつかんだ」 女子ハンド日本代表のキルケリー監督ら会見

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女子ハンドボール世界選手権大会の日本代表戦を振り返るウルリック・キルケリー監督(左)と田口隆強化本部長=14日、熊本市中央区のホテル熊本テルサ(上杉勇太)

 15日に閉幕する女子ハンドボール世界選手権を、24カ国出場となった1997年以降で、自己最高の10位で終えた日本代表のウルリック・キルケリー監督らが14日、熊本市内で会見し、「試合を重ねるごとに調子を上げ大きな成功をつかんだ」と総括した。

キルケリー監督は成功と評価した要因を「最高の準備ができたこと」と説明。7~8月の20日間で欧州各地のクラブチームと10試合をこなした遠征や、9月と11月の強豪国との親善試合も挙げ「選手の経験値を高める大事なものだった」と語った。

今大会は1、2次リーグ計8試合を行い、そのうち強豪の欧州勢とは1勝4敗。リオデジャネイロ五輪覇者のロシアに大敗したが、決勝に進んだスペインとは接戦を演じ、古豪ルーマニアに快勝した。指揮官は「日本はベストの力を発揮できれば世界と戦える。しかし、調子が落ちたときでも戦えるようチームの基礎力を高めないと(強豪には)勝てない」。日本協会の田口隆専務理事は「世界のトップを目指し、課題を克服しながら進んでいく」と述べた。

キルケリー監督は来年7月の東京五輪を控え、「(今大会の結果を)選手は数日は喜んでいいが、その後はハングリーさを出さないといけない。最善の準備に向けて計画を立てている」と、76年モントリオール大会以来44年ぶりの大舞台への決意を語った。(植山茂)

(2019年12月15日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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