「サンタ」がおうちに児童書を配達します 兵庫・尼崎「三和書房」

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「サンタがおうちにやってくる」の手作り看板と中島良太社長(右)ら=尼崎市昭和南通7

 兵庫県尼崎市の三和本通商店街にある書店「三和書房」(同市昭和南通7)でクリスマスを前に、サンタクロース姿に扮した社員が児童書を自宅に配達する「サンタがおうちにやってくる」の申し込みを受け付けている。3千円以上購入した客が対象で、21~24日に尼崎市内に限定して配達する。中島良太社長(60)は「子どもたちの幸せな顔を見るのが一番の楽しみ」と話している。(山本 晃)

 三和書房は今年9月、惜しまれながら約70年続いた店舗営業を終了。現在は旧店舗の3階で外商と教科書販売を中心に事業を続ける。一方、読書推進のために始めたサンタ姿での配達は約20年前から続く。顧客から「サンタさんに会えなくなるのはさみしい」との声があり、継続を決めた。

 注文されるのは例年、絵本「ぐりとぐら」シリーズや「おおきなかぶ」など、ロングセラー作品が多いというが、取り扱う商品であれば図鑑やパズルなども配達する。

 自らもサンタ姿で配達する中島社長は「絵本は子どもの想像力を養うのに最適。読み聞かせや読書を通じて、知識だけでなく心の栄養も得てほしい。店は閉めてしまったが、今後も続けていきたい」と話す。

 申し込みの期限は在庫がある本は23日まで、本を取り寄せる必要がある場合は20日まで。希望する本と配達時間、子どもの名前と年齢、連絡先を書いてファクスするか、電話または旧店舗3階の事務所で受け付ける。三和書房TEL06.6413.1112、ファクス06.6413.1138