【MLB】総工費1100億円で建設中のレ軍新球場が燃える 米メディア「良くないオフの象徴」

レンジャーズは現在の本拠地「グローブ・ライフ・パーク」に代わる新球場を建設中だった【写真:Getty Images】

怪我人などの報告はなし、原因については調査中

 2020年の開幕に向けて新球場「グローブ・ライフ・フィールド」を建設中のレンジャーズ。だが、この建設中の新球場で火災が発生した、と米メディアが伝えている。

 1994年に開場した現在の本拠地「グローブ・ライフ・パーク」に代わり、隣接地に新設される新球場。総工費は10億ドル(約1100億円)とされ、来春の開幕までの完成を目指して建設が進んでいた。

 その建設中の新球場で火災が発生したのは14日(日本時間15日)のこと。地元メディア「12アップ」は「ビデオ:テキサス・レンジャーズのアーリントンにある新しいスタジアムで火事があった」と伝え、建設中の新球場から黒煙が上がる映像を伝えた。

 記事では「土曜日にアーリントンにある、グローブライフ・フィールドから、奇妙な煙が上がっているのが見えた」と火事についてレポート。さらにはここまでのオフシーズンの動きにひっかけて「そして、それは、レンジャーズのここまでのあまり良くないオフシーズンを象徴しているかのようだった」と伝えた。

 レンジャーズはここまで大物FAの獲得はなし。有力な候補とされていたアンソニー・レンドン内野手はエンゼルスにかっさらわれた。記事でも「レンジャーズは、ノマー・マザラをトレードしただけで、エキサイティングな動きを見せることに完全に失敗した」と言及されている。

 また「AP通信」でも、この火災を速報。「土曜日に、アーリントンで建設中のテキサス・レンジャーズの未来のホームで、火事が発生した。アーリントンの消防本部によると、火はスタジアムのルーフ部分から、出火したが、その後、消火された。怪我人などの報告はないということだ。原因は調査中である」と伝えた。(Full-Count編集部)

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