家で作業したい人は注目!アトリエとは?

©株式会社WAKUWAKU/リノベ不動産

住まいは、そこで生活する人のライフスタイルが表れる空間です。そんな中、ものづくりなどを仕事や趣味にしている人にとって、家の中に自分専用のアトリエがあるのは憧れでしょう。

アトリエとはどのような空間で、家に設ける際にはどのようなポイントがあるのでしょうか。今回は、そんなアトリエについて徹底解説していきます。

アトリエとは?

まずアトリエという言葉の意味について見ていきましょう。

アトリエ(atelier)とはもともとフランス語で「工房」や「作業場」を意味する言葉です。英語ではスタジオ(studio)です。日本においては、アトリエ=アーティストの工房や作業場、スタジオ=音楽や録音などの作業場、という風に使うことが多いようです。

アトリエ(atelier)
1) 画家・彫刻家などの仕事部屋。画室。工房。スタジオ。
2) 師匠とその弟子たちからなる芸術家の集団。
3) 写真を撮影する部屋。スタジオ。 「大辞林第三版

アーティストが、自らの作品を作るための作業場として、自宅や他の場所に設ける空間が一般的なアトリエですが、最近では趣味空間として、自宅にアトリエを設ける例も見られます。

リビングや、プライベート空間である寝室とは別に、自分の趣味の世界や仕事に浸れる空間があると、QOL(Quality Of Life:生活の質)が向上するそうです。
働き方改革によって、平日のアフター6や休日を大切にする人が増えてきているために、こうした空間の需要が高まっていると言えるでしょう。

アトリエはこんな人にオススメ!

趣味空間としては書斎なども選択肢の一つですが、アトリエはよりクリエイティブな活動をしたいと考えている人にオススメと言えます。

・絵を描いたり陶芸をしたりして、自分の作品を作りながら生活したい人。
・服やカバンを作る、刺繍やパッチワークをするなど、裁縫の細かな作業が好きな人。
・DIYなどの木工作業が好きなので、いつでも専用の工具が使える作業場が欲しい人。
・建築士、デザイナー、アーティストなど、クリエイティブな仕事をしている人。

水回りやリビングなど音が出やすい場所と区切ることで、静かに集中できる作業場を設けることができます。

自宅にアトリエを作る際のポイント

それでは、自宅にアトリエを作る際にはどのようなことを考えるべきなのでしょうか。意識しておくべきポイントをご紹介していきましょう。

防音・防振対策
絵を描いたり、裁縫をしたりというスペースであれば問題ないのですが、DIYで工具を使ったり、楽器を演奏したりで使うのであれば、それに見合った防音対策や防振対策が不可欠です。

壁に吸音材を入れ、床も防音・防振性能の高いフローリングを使用するなど、アトリエ仕様の仕上げを考えるといいでしょう。また、こうした対策を施すことで、周囲への音漏れや振動漏れを防ぐだけでなく、他の部屋からの生活音をシャットアウトすることもできます。

とにかく集中して作業したいという人は、ぜひ取り入れておきたい部分です。

インテリアと収納を考えよう
アトリエを考える上で意外と大切なのがインテリアです。ものづくりにはインスピレーションが大切ですから、アート活動をするためのアトリエであれば、自分の作品や他の人の作品を飾っておくだけでも、何かインスパイアされることがあるかもしれません。設計やデザインの仕事に使うのであれば、むしろ物の少ない開放的な空間の方がよいかもしれません。

加えて、こうしたクリエイティブな活動には数多くの道具が必要になります。絵を描くにしても、キャンバスや筆、絵の具など、かなりの数の道具をしまっておく場所が要るでしょう。

デザインやオシャレさだけでなく、こうした道具類を効率的にしまえる収納スペースを考慮しましょう。いい作品を生み出せるように、収納スペースを十分に確保し、整理整頓しやすい空間にしておきたいものです。

まとめ

今回は、アトリエというのがどのような空間なのか解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

住まいは最低限の生活を送る機能だけでなく、余暇を楽しむ機能や空間があるだけで、普段の生活の質を格段に上げることができます。部屋のスペースが限られていたり、子供がいたりするとなかなかアトリエを設けることは難しいかもしれませんが、もし余裕があるなら、自分のためのご褒美スペースとして考えてもよいかもしれません。

好きな趣味やクリエイティブな活動のための空間として、アトリエのある家というのも素敵です。