佐藤さん2位、原口君3位 灯台絵画コンテスト

海上保安庁長官賞の佐藤さん(左)燈光会会長賞の原口君(右)

 全国の小中学生を対象にした「灯台絵画コンテスト」で、長崎県佐世保市立日宇中2年の佐藤花綾(かりん)さん(14)が2位に当たる海上保安庁長官賞、長崎県大村市立竹松小4年の原口怜久(れく)君(9)が3位に当たる燈光会会長賞にそれぞれ輝いた。
 コンテストは、灯台など航路標識に関する活動をしている公益社団法人「燈光会」(東京)が主催。今年は全国から932点の応募があり、最高賞の国土交通大臣賞1点のほか、海上保安庁長官賞と燈光会会長賞各1点、金賞3点、銀賞6点などを選出した。
 佐藤さんはパソコンで灯台の画像を探し、目を引かれた伊良湖岬灯台(愛知県)を題材に選んだ。「写真でカモメはいなかったが、映えると思って付け加えた。いつか伊良湖岬灯台に行ってみたい」と喜びを語った。
 原口君は家族で行った長崎市の伊王島灯台を題材にした。灯台の前で記念写真に収まる自分と、スマートフォンで撮影する父親の様子を描いた。「灯台は形が面白くて好き。来年も応募したい」と笑顔を見せた。
 コンテストではこのほか、対馬市立厳原小6年の若松歓君(12)も銀賞に選ばれた。

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