ロッテ入り福田秀が鷹岩嵜と対戦を望むワケ「12年の付き合い。復活した球を…」

ロッテの入団会見に臨んだ福田秀平【写真:編集部】

千賀攻略へ「いつも外野から見ていたので、ある程度のイメージは持っています」

 国内FA権を行使してロッテに移籍した福田秀平外野手が、古巣ソフトバンクとの対戦を熱望した。特に対戦したい投手には岩嵜翔投手の名前を挙げ、エースの千賀滉大投手、さらには甲斐拓也捕手の“甲斐キャノン”攻略も誓った。

 15日にロッテの入団会見に臨んだ福田は、ソフトバンクで対戦してみたい投手に「岩嵜」と即答。右肘の故障で2年連続で2試合の登板にとどまっている2017年の最優秀中継ぎ投手を挙げた。福田は2006年高校生ドラフト1巡目、岩嵜は2007年高校生ドラフト1巡目で「12年の付き合い」だ。

 そんな岩嵜と対戦したい理由を「彼もここ2年くらい怪我で苦しんでいて、リハビリをすごく頑張っているのを知っているので」とした福田。自身も故障には悩まされ、苦しい時期をともに過ごしてきた。このオフはソフトバンクOBの馬原孝浩氏の元で共にトレーニングに励んできており「完全復活した彼の球を打ちたい」と対戦を心待ちにしている。

 開幕戦は今季まで本拠地だった「福岡PayPayドーム」でのソフトバンク戦となる。対戦が予想されるエース千賀滉大投手に対し「いつも外野から見ていたので、ある程度のイメージは持っています」と力強い一言。さらに「打席とはまた違うと思うので、楽しみにしたいと思います」と早くも開幕が待ちきれないようだ。

 また、“甲斐キャノン”との対決を楽しみにするファンも多いだろう。公式戦ではもちろん初対戦で「“甲斐キャノン”を突破できるように頑張っていきたい」と力を込めた。新天地に移った福田が古巣相手に大暴れするのか、注目の開幕戦となりそうだ。(工藤慶大 / Keita Kudo)

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