Rソックス・プライスの獲得に少なくとも5球団が興味を示す

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レッドソックスのチーフ・ベースボール・オフィサーに就任したチェイム・ブルームは、来季の年俸総額をぜいたく税の対象ラインとなる2億800万ドル以内に収めるという難しいタスクを課されている。一時は放出が最有力視されたムーキー・ベッツのトレード交渉が難航を極めており、現在はデービッド・プライスのトレード交渉の行方に注目が集まっている。関係者がMLB公式サイトのマーク・フェインサンドに伝えたところによると、少なくとも5球団がプライスの獲得に興味を示しているようだ。

フェインサンドによると、現時点で少なくとも5球団がプライスのトレードについてレッドソックスへの問い合わせを行っているという。その5球団とは、パドレス、カージナルス、ホワイトソックス、レッズ、そして課題の投手補強がなかなか進展しないエンゼルスである。

現在34歳のプライスは3年9300万ドル(年平均3100万ドル)という大型契約を残しているが、ゲリット・コール(ヤンキース)が年平均3600万ドル、スティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)が年平均3500万ドルという大型契約を得たことから、プライスの高額年俸も他球団に受け入れられつつあるようだ。あるメジャーリーグ関係者は「市場がレッドソックスを助けている。プライスの契約はそれほどクレイジーなものに見えなくなった」と話している。

だからといって、プライスの放出が容易になったわけではない。プライスはすでに全盛期を過ぎており、近年は故障に悩まされるシーズンも目立っている。よって、レッドソックスがプライスを放出する場合、残り契約の一部を負担することが必要であると見られるが、レッドソックスはプライスの契約の一部を負担することに前向きな姿勢を示している。

左肘の炎症などにより、22先発で7勝5敗、防御率4.28という不本意なシーズンを過ごしたプライスだが、前半戦は16先発で7勝2敗、防御率3.24の好成績を残していた。2018年に16勝をマークするなど、健康であれば先発2~3番手としての働きは十分に期待できるだけに、レッドソックスが条件面で譲歩すればトレード交渉は一気に進展するかもしれない。